札幌市財政局工事管理室は、営繕工事の主要資材以外単価を1日付で改定する。新型コロナウイルス感染症の長期化やウクライナ情勢の影響で建設資材価格が高騰している状況を踏まえた措置。年度途中の改定は異例だ。13日以降公告分から適用する見通しで、建築の型枠用合板類で約11%、電気のケーブル類で約10―15%、機械の鋼管類で約10―32%の上昇となる。
札幌市都市局は、情報通信技術を活用し受発注者間で工事に関する情報を共有できる工事情報共有システム(ASP)について、2024年度の本格導入に向けた準備を進めている。22年度は光陽小、山の手小改築の主体(公告済み)で特記仕様書にASPの活用を指定。今後発注する付帯の電気、機械も対象に加えて検証し、業務の効率化を図る。
28日夜から降り続いた大雨の影響で、29日に旭川市東旭川町倉沼のペーパン川の堤防が溢水により決壊した。一帯の農地や家屋が浸水し、地元建設業者が懸命の応急復旧に当たっている。八雲町熊石鮎川町の国道229号は土砂崩れと倒木撤去の対応に追われている。