札幌市財政局は新たなくじ引き対策として、2022年度から試行導入する市況連動型失格判断基準の対象工事を決定した。土木B等級と舗装A等級が各3件で、今月中旬から6月下旬にかけて公告。総合評価や成績重視型を除く一般競争で多くの入札参加が見込まれる案件に適用し、効果を検証する。
環境省は26日、脱炭素先行地域の第1回選定結果を公表した。地域選定は、2022年度に創設された地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を受けるために必要なもの。ことし1―2月の第1回募集に応募した全国79件の計画案から本道の石狩市、上士幌町、鹿追町を含む26件を選んだ。石狩市は石狩湾新港エリアでの太陽光発電設備導入などの企業誘致推進、上士幌町は採択された市町村で唯一町全域を対象にするとともに、EV、PHEVの公用車導入を宣言。鹿追町は北鹿追バイオガスプラント1500kWの導入、自営線ネットワークの拡大が評価された。