十勝管内3つの一部事務組合の2022年度予算が出そろった。とかち広域消防事務組合は、一般会計に前年度当初比7.8%増の70億3359万4000円を計上。十勝圏複合事務組合は1.1%増の37億5677万5000円、十勝中部広域水道企業団の水道用水供給事業会計支出は1.9%減の23億670万円となった。
留寿都村は、旧三ノ原小と旧黒田小の各活用事業者を公募型プロポーザルで募集している。地域活性化などに寄与する事業の実施を求め、施設と土地を一括で売却する。参加申し込みは4月28日午後5時、企画提案書は5月20日午後5時まで。いずれも持参か郵送(必着)で受け付ける。7月にも契約を締結する。
北見市は第2期総合計画の第4次実施計画(2022―24年度)をまとめた。全259事業で、3カ年の事業費総額は406億150万1000円を試算。建設関連では、23年度の基本設計着手を予定する公住若葉団地建て替えや中央大通沿道地区の市街地再開発、22年度に着工する道路維持センター整備に加え、老朽化が進む光西中などの学校施設長寿命化、常呂町スポーツセンターや留辺蘂町体育館といった社会体育施設耐震改修を盛り込んだ。
旭川市の2022年度当初予算案に占める工事請負費等は、前年度当初比23.3%増の185億4751万7000円となっている。継続の総合庁舎改築に千代田小の増改築が重なったことで、一般会計は40億円増。花咲スポーツ公園の陸上トラック改修など公園整備で土木費も増額となっている。特別会計は旭山動物園えぞひぐま館の完了で7億円減少した。企業会計は水道事業の増加で2億円の増額となる。