札幌市下水道河川局は、2022年第1回市議会定例会でゼロ市債に限度額17億円を追加設定し、工事19件、委託5件を発注する予定だ。管路整備の延長は7480m。工事の初弾は新川処理区南9条西8丁目ほか、厚別処理区厚別中央1条7丁目ほかと総合評価一括審査Ⅰ型6件の計8件で24日の一般競争公告を見込む。委託は事業損失防止調査5件となっている。
帯広開建は2024年度にも美生ダムで小水力発電施設の新設に着工する。国営かん排芽室川西地区で、最大出力720㌔㍗、年間可能発電電力量4636メガ㍗時を想定。売電収入を維持管理費に充当する。北海道電力との協議や水利権に関する調査などを経て、着工する予定だ。
札幌建管は7日に石狩川中流岩見沢圏域河川整備計画の変更認可が下りたことを受け、岩見沢市内のポントネ川工区で新たに3遊水地の整備に取り組む。2022年度から旧岩見沢競馬場厩舎(きゅうしゃ)跡地を含めた用地買収などを進める計画だ。
旭川市は、21日開会予定の第1回定例市議会に、77億2490万2000円の一般会計補正予算案を提出する。豊岡小現地建て替えの着工費用など学校施設の建築工事費を盛り込んだ。橋梁長寿命化や道路側溝整備費、花咲スポーツ公園の陸上競技場トラック改修費として合計14億3800万円のゼロ市債の設定も予定している。
倶知安町は、リゾート開発が進む山田地区の水道施設整備に関する中間報告書をまとめた。2021年度に試掘した6号井戸単体で、1日当たり3000m³以上の取水量が見込めるため、当初予定していた7、8号井戸の新設は見送る方針。事業費は4億9200万円圧縮できる見通しだ。