2021年10月06日 18時00分
北広島、石狩、江別、千歳、恵庭の5市が、道内の新たな成長地帯として浮上してきた。ヒト・モノ・カネが道央に流入する中、札幌市中心部の土地不足などを背景に、企業や移住者が周辺市に向かう構図だ。単なる札幌のベッドタウンではなく、本道経済のけん引役に育つ可能性もある。本企画連載では5市が位置する一帯をそれぞれの頭文字の組み合わせから「KIECE(キース)」と総称し、近年の成長ぶりと潜在力を検証する。
2021年10月06日 13時00分
高い潜在力を背景に計画の進む北海道の洋上風力発電。しかし系統制約、投資リスク、港湾整備など解決すべき課題も多い。2050年までの脱炭素社会の実現に向けて、巨大投資によるインフラ整備、官民連携の枠組みづくり、技術開発など多様な側面からのアプローチが進められている。
2021年10月05日 15時00分
道は、導入を検討している木造応急仮設住宅について、2021年度内に清水町で実証モデル住宅を整備する予定だ。木造による応急仮設住宅の施工期間と手順を確認し、音や寒さなどの居住性を2年間調査。調査後は断熱強化や間取り変更を施した上で、恒久的使用の可能性を検証する。これら調査と並行して、実際に建築を担う地域工務店の状況から生産・供給体制についても検討していく考えだ。
2021年10月03日 10時00分
町の市街地に新たな企業を呼び込め―。南幌町は新たな企業誘致に向け、市街地の南16線西10の北海道供給公社の土地と町有地の計30haの用途地域変更について、北海道供給公社、道と協議中だ。住居専用地域から準工業地域などへの変更で、2022年度中の手続き完了を目指している。物流などの企業誘致を図りたい考えだ。
2021年09月27日 15時00分
夕張市は、老朽化が進む市役所本庁舎の耐震対策に頭を悩ませている。建物は現耐震基準を満たしていないほか、土砂災害警戒区域に位置しているため、既存庁舎の耐震補強は考えにくく、移転改築しか選択肢がないのが現状だ。市はまちづくりマスタープランなどの地区構想や施策を年度内にまとめる予定だが、担当課によると「現時点で本庁舎については検討が進んでおらず、具体的なことが決まっていない」という。