留萌市の公共施設整備検討会議でアドバイザーを務める北大大学院工学研究院の小篠隆生准教授は、12日の第2回会議で、まちづくりに果たす図書機能の重要性を説いた。街中に回遊性を生み出す図書の活用方法や、図書を通じた新たなコミュニティーなどを紹介し、同市の将来像の一つとして助言した。
噴火湾に面する洞爺湖町の入江・高砂貝塚。入江は約3800年前、高砂は約3000年前の遺構。町は両貝塚の公園化とガイダンス施設の再整備を完了。周辺環境も含め、大きな整備は一区切りついたとの認識だ。
北海道・北東北の縄文遺跡群が7月27日に世界文化遺産として登録されて2週間余りがたった。今回の決定をどうまちづくりに生かすか、関係者の手腕が問われている。
縄文遺跡群は道内6遺跡、青森県内8遺跡、岩手県内1遺跡、秋田県内2遺跡の計17遺跡で構成する。道内の6遺跡は函館市の垣ノ島・大船の2遺跡、伊達市の北黄金貝塚、洞爺湖町の入江・高砂貝塚の2遺跡、千歳市のキウス周堤墓群という内訳だ。これ以外に関連資産として森町の鷲ノ木遺跡も名を連ねている。
東京五輪の札幌開催が8日の男子マラソンで終了した。秋元克広札幌市長は10日、報道陣の取材に応じ、マラソン・競歩競技に関して「長時間の交通規制など皆さんの協力で札幌の美しい街並みを世界に発信することができた。(発信する)絶好の機会になった」と振り返った。