5月30日投開票の標津町長選で初当選し、6月24日付で就任した。選挙戦は8年ぶりで、新人同士は58年ぶりだった。新型コロナウイルス対策として抗体検査の実施、子育て世帯向け戸建て賃貸住宅の整備を計画。老朽化した小中学校の統合の必要性も指摘する。首長としての抱負を聞いた。
札幌市は8日、2022年度の北海道開発予算概算要望額を明らかにした。国費ベースで21年度配分額を63.6%上回る189億5000万円を要望。新規で、20年度に事業者公募を見送った百合が原公園のパークPFI導入に向けた費用を盛り込んだ。道路・街路で札幌北広島環状線屯田西工区や交通安全施設整備の歩道バリアフリー、公営住宅等整備が要望額を押し上げた。このほか、道路・街路の全国枠で五輪通拡幅の確定測量と実施設計費を新規計上した。
第3倉庫活用ミーティング(座長・駒木定正北海道職業能力開発大学校特別顧問)は5日、迫俊哉小樽市長らに北海製缶小樽工場第3倉庫[MAP↗]保全・活用への考え方の中間報告をした。市民の日常生活空間にありながら観光客を呼び込める拠点とすることや、国の登録有形文化財への登録といった方向性を提示。活用・保全プランをまとめ、9月に市に提案する予定だ。