行政・予算

環状交差点、事故回避に効果 上ノ国と浜頓別に導入

2020年12月14日 10時00分
環状交差点、事故回避に効果 上ノ国と浜頓別に導入

 2014年の道路交通法改正で運用が始まったラウンドアバウト(環状交差点)。道内では上ノ国町と浜頓別町で導入している。国道、道道、市町村道と合流・分岐するラウンドアバウトは、環状の道路(環道)の走行車両に優先権があるため、滞留による追突事故を回避、信号機がないため災害時に影響を受けないメリットがある。一方、積雪寒冷地特有の課題や広い用地の確保、導入までに時間がかかるものの、重大事故の抑制といった効果が期待されることから、地域の交通課題解決の一つとなりそうだ。

財田遊歩道展望デッキ修復へ 洞爺湖町がCFで寄付募る

2020年12月12日 10時00分
財田遊歩道展望デッキ修復へ 洞爺湖町がCFで寄付募る

 洞爺湖町は、ふるさと納税の仕組みで寄付を募るガバメントクラウドファンディングを活用し、洞爺湖の財田自然観察道(通称・財田遊歩道)にある展望デッキ修復を目指している。目標金額の300万円達成に向け、2021年2月28日まで受け付ける。

道内の耐震化補助整備進まず 改修62.6%、診断31.8%

2020年12月09日 09時00分

 国土交通省は2020年4月1日時点で市町村の耐震改修に関する補助制度をまとめた。道内で前回調査(19年4月1日)から新たに制度を創設したのは耐震改修の補助が小樽市と滝上町、耐震診断補助が滝上町と安平町。一方で、補助制度を終了する市町村もあり、道内市町村のうち補助制度を有する割合は前年度同期比で耐震改修が1・6減の62・6%、耐震診断が前年度と同じ31・8%と整備が進んでいない。

関連キーワード: 耐震化

施設整備にGCF活用 十勝管内で取り組み相次ぐ

2020年12月08日 10時00分

 十勝管内で、施設整備の財源にふるさと納税の仕組みを使ったガバメントクラウドファンディング(GCF)を活用するケースが増えている。6月にリニューアルオープンした池田町のワイン城改修でも総事業費8億8000万円のうち3200万円の調達に成功。現在は4町が募集中だ。改修に至る背景や地域創生の思いを伝えて寄付を呼び掛け、返礼品として地元を代表する特産品や自治体ならではの貴重な体験を用意している。

大型施設整備に影響も 長沼と月形に過疎指定除外の恐れ

2020年12月07日 15時00分

 今後の大型ハード事業に影響の恐れも―。
 2020年度末で期限切れを迎える過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)に代わる新法案について、年明けにも通常国会へ法案が提出される見通しだ。新法案により、空知管内では長沼と月形の2町が過疎地域の指定を外れる可能性がある。いずれも、今後計画予定の大型施設整備に過疎債を充てる見通しだったが「指定を外れることになれば、新たな財源の確保が必要になってくる」と危機感を募らせている。

関連キーワード: 地域振興 市町村行政

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