住みたいまち、次世代に誇れるまちの実現を―。
10月の市長選で初当選した柴田一孔歌志内市長があらためて選挙公約に掲げていた重点政策について説明した。人口減という課題に歯止めをかけ「住みたいまち、次世代に誇れるまちの実現に向けて、市民が主役のまちづくり」を目指す。
夕張市は、まちづくりマスタープランの見直しと立地適正化計画を策定し、コンパクトなまちづくりに向け、将来都市構造案を検討中だ。都市機能誘導の拠点・地区は清水沢、若菜、紅葉山を位置付けている。12月に原案をまとめ、パブリックコメントを募る予定だ。
道は、建設工事の2021・22年度競争入札参加資格審査について、主観点となる技術・社会点の見直し案をまとめた。技術点は品質確保に重点を置き、工事施行成績の配点を最大240点と現行の2倍に大きく引き上げる。社会点では、事業継続計画(BCP)策定企業を新たに評価するほか、災害協定締結企業や維持・除雪を担う企業の加点を増やす。多様な人材活躍、就業環境改善の取り組みは北海道働き方改革推進企業認定制度を用いて評価。技術・社会点の最大値は現行の約1・7倍の378点になる。