札幌市都市局が2019年度に予定する、災害時などの脱落防止を図る市有建築物特定天井対策の対象施設が判明した。工事は手稲曙温水プールなど6施設、設計は大型案件の札幌コンサートホールKitaraや生涯学習総合センター(ちえりあ)などを含む12施設を計画している。
道は、複数年度にわたり支出する債務負担行為を2019年度予算案で赤れんが庁舎改修などに新規設定した。同庁舎は耐震化やバリアフリー化を含めた大規模改修を計画し、4カ年で限度額を75億4022万円に設定している。
伊達市は、2017年3月に閉校した達南中跡地を公募型プロポーザルで売却する。地域活性化のための事業提案を募集し、校舎などの建物と土地をそのまま事業者に売却。新たなにぎわいをもたらす跡地利用を推進したい考えだ。
札幌市が2019年度予算案に計上した除雪費は、前年度当初を6.7%上回る215億円に上る。労務費などの増加見込み額を計上したため、当初配分では過去最大額となった。費用増加や担い手確保が課題となる中、作業の効率化は急務。作業日報の電子化、AI(人工知能)を使った雪堆積場の選定システム構築など、ICTを活用した効率化の取り組みを本格化させる。