札幌市は2024年度までの開始に向けて改定作業中の強靱化計画に感染症への対応や大雪対策などの観点を盛り込むことを検討している。21年度末での現計画進捗状況は、主要79項目のうち18項目で達成。一方、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、児童会館等再整備など13事業が達成困難や困難見込みとなっている。
旭川市は、2023年度予算案で緑地公園費として前年度当初比11.5%減の19億7769万円を計上した。1定補正の繰り越しを含む執行ベースは14.5%減の19億8919万円で、花咲スポーツ公園陸上競技場トラック改修が完了したため減少に転じた。東光スポーツ公園でのランニングコース整備や忠和公園のアスレチック更新といった工事のほか、花咲スポーツ公園の再整備基本計画策定にも取り組む。
千歳市の山口幸太郎市長は、Rapidus(ラピダス、本社・東京)の最先端半導体工場新設に伴い、庁内の組織体制を強化する考えを示した。建築工事やインフラ整備の協議・支援に積極的に取り組むとした上で、「支援体制を構築し、横断的に情報を共有。円滑な事業推進へ全庁挙げて取り組む」と述べた。関連企業誘致も進め、地域の活性化を図る。
札幌市デジタル戦略推進局は2023年度、厚別区のもみじ台や新さっぽろで「共創型スマートシティ 新・さっぽろモデル」事業を計画している。デジタルサービスを活用してコミュニティー活性化や健康増進を促す狙いだ。10日付で国のデジタル田園都市国家構想交付金に採択された。