岩見沢市は、来年4月の施行を目指す不良空き家除却補助制度案をまとめた。補助対象は、不良空き家と判定された市内に所在する専用住宅、共同住宅、兼用住宅で所有権以外の権利が設定されていないという条件を満たすものとし、空き家や付属する門塀などの工作物を除却し更地とする工事などに対して補助金を交付することを検討している。所有者などの自発的な除却を促す制度を創設することで、管理不全空き家の除却を推進する。
道建設部は、北海道胆振東部地震の災害復旧工事の発注について、室蘭建管での入札不調・不落対策として災害復旧工事特例共同企業体(復旧JV)を活用する見通しだ。近く、運用基準を示す予定。また、人手不足対策として交通誘導員の確保では、年明け1月以降に関係機関の参画による「仮称・北海道交通誘導員対策協議会」を設置し、効率的な取り組みが図られるよう情報共有を進めていく。
むかわ町議会は、2018年度一般会計に15億9236万9000円を追加する補正予算案を可決した。北海道胆振東部地震の災害復旧費関連では15億2535万3000円を配分し、うち河川災害復旧事業に14億9952万6000円を措置した。また、厚真町議会は11月30日、38億5772万3000円を追加する2018年度一般会計補正予算案を可決。北海道胆振東部地震で被災した農業者向けの経営体育成支援事業補助金28億4762万円や、農業施設等災害復旧事業に9億9000万円を盛り込んだ。