札幌市は一定規模以上の建築物に対して駐車場設置の義務化を定める、建築物駐車施設付置等条例の改正を目指している。都心部で駐車場台数に余裕がある状況などから、対象建築物の最低床面積と必要台数に対する基準床面積を緩和する方針。事業者による駐車場の集約化と公共交通利用を促す取り組みに応じ、義務台数を緩和する提案制度も創設する。
建設現場の働き方改革に向け、週休2日導入の取り組みが進んでいる。時間外労働の上限規制も迫り、長時間労働の抑制は待ったなしの優先課題。北海道開発局は週休2日モデル工事を2018年度から全部門で原則化し対象を大幅に拡大する一方、試行した現場からは日給月給を基本とする技能労働者の給与水準確保、工期順守などに苦慮する声も上がっている。
道建設部建築局は、2018年度高校生建築デザインコンクールの設計課題を、音更町にある十勝エコロジーパーク内に整備する「屋外トイレ」に決め、募集要項配布を開始した。8月20―31日に作品を受け付け、9月下旬に受賞作品を発表する。
清里町は、12月までに観光地整備計画をまとめる。景勝地である阿寒摩周国立公園内の神の子池周辺などの整備方針を固めるもので、必要に応じて2019年度予算に盛り込んでいく考えだ。