釧路市は、納期に間に合わなかった上に事業費も基本設計段階から大幅に膨らむ見通しとなっていた、市立釧路総合病院新棟建設の実施設計業務を契約解除した。業者側には、支払い済みの実施設計費などのほか違約金の支払いを求めている。基本設計から発注し直すことが濃厚だが、具体的には6月の定例市議会で方向性を示す方針だ。
札幌市建設局は18日、2017年度土木部所管工事優秀施工業者と設計等優秀履行業者を発表した。工事では、安全管理などに優れた27件を施工した市内業者26社1共同体を選定。最多受賞は舗道工業の33回で、マルト東和開発や吉本電業社など5社が初受賞となった。設計等では、初受賞1社を含む7社を選出。表彰式は6月5日にホテルモントレエーデルホフ札幌で開く。開始時間は工事が午前10時30分、設計等が午後1時30分。
釧路市は、ストレスフリーな店づくり支援事業補助金の要望書受け付けを開始した。Wi―Fi環境整備やトイレ洋式化などに対して最大50万円を補助するもの。申込期限は6月14日だが、先着順で予算に達し次第締め切る。
道水産林務部は、2020年の開校を目指す仮称・道立林業大学校の講義・基礎実習拠点となる候補地をまとめた。誘致に名乗りを上げている11地域が廃校などの利用を提案し、道は効率的な教育環境の整備から3つの道有施設との併設を提起した。有識者懇談会や地域との意見交換を実施し、設置場所を決定する。