士別市は、2019年5月の開業を予定する仮称・しべつ整形外科への開業医誘致条例助成金の交付を予定している。医師不足解消などを目的に開業に必要な土地取得費、建物取得費などを助成するもので、今回が3例目となる。医院の規模はW造、2階、延べ560m²程度を想定。建築工事などについては、しべつ整形外科が8月にも設計会社を通して市内業者へ指名通知し、9月に入札を執行、10月に着工する見通しだ。
北海道開発局は1日、雨竜川で本格化するダム再生事業に向け、札幌開建滝川河川事務所(新十津川町)内に雨竜川ダム調査事業所を新設した。雨竜第2ダムのかさ上げなどの調査を実施する部署で、所長に幾春別川ダム建設事業所の吉野敦久副所長が就任。あす5日、開所式を催し門出を祝う。
旭川市は、総合評価方式における失格判断基準価格の算出式を改定した。また、帯広市は入札・契約制度を改正し、一般競争入札の対象範囲を拡大させ、設計金額130万円超の工事、業務を対象にする。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構は2日、2018年度の鉄道建設事業概要と発注見通し(工事情報)を公表した。北海道新幹線新函館北斗―札幌間の事業費は370億円で、前年度当初比2.8%増となった。WTO対象はトンネル工事7件を予定。新小樽―札幌間に建設する札樽トンネル(延長2万6230m)は、札幌市街地の地下に施工する札幌工区を第3四半期(10―12月)に入札する予定だ。