道は、札幌市中央区にある道庁西18丁目別館について、2018年度の売却を視野に入れている。敷地面積は約5000m²。道有財産は原則、一般競争入札で売却することになっているが、案件の大きさなどから一般競争以外での処分も検討している。
釧路市は、市が発注する工事・委託全件の設計図書閲覧を電子化した。受発注者双方の経費縮減を図る。受注者側が閲覧する市のホームページからPDFファイルをダウンロードする形式で、20日の入札案件から適用している。
大空町は、道立女満別高と町立東藻琴高を統合し、2021年度から総合学科の町立高校を開校することを検討している。両校の既存施設を活用して東藻琴高校舎で通常の授業、女満別高校舎でキャリア教育や東京農大との共同研究など特別なカリキュラムに取り組む構想。18年度は公設塾の導入といった魅力向上の検討委員会を設立するほか、道教育委員会との移管・新設協議にも入りたい考えだ。
室蘭、帯広両開建は16日、雪崩と土砂流出の発生で通行止めとなっている国道236号野塚峠について、1週間以内をめどに解除させると発表した。広尾町内の川見覆道付近の土砂流出は復旧が完了。雪崩の発生で電気室が損傷した野塚トンネルは、道路維持業者や建設コンサルタントによる復旧作業が続いている。
札幌市は、中央区の中島公園に隣接した札幌パークホテル敷地に設ける新MICE施設の施設整備基本計画案をまとめた。敷地北側にホテル棟、南にMICE棟を配置した一体型施設とする計画。ホテル棟を除く整備事業費には280億円を見込む。ホテル建て替えの民間再開発に合わせた建設を想定しており、2020年度の着工、25年度開業を目指す。運営は指定管理者かコンセッション方式のいずれかの導入を検討する。