2021年03月22日 10時00分
アールアンドイー(本社・登別)とエルス(同・千歳)は、ウェブカメラと画像処理技術を用いて融雪機器を効率よく制御するシステム「SMC―H(スマック)」を共同開発した。路面の積雪状況を高精度で判断。エネルギーロスの削減につながる。今夏にも提供を開始したい考えだ。
2021年03月19日 15時00分
北海道生コンクリート工業組合(道工組)のコンクリート技術センターは、2021年度から試験用機材を順次更新し、コンクリートや骨材などの試験体制を強化する。昨年7月の開設以来、組合員工場からの試験依頼が増えているため。生コン工場が実施すべき原材料の受け入れ検査を共同で実施する「共同試験事業」を早期に定着させるほか、組合員工場の生コン品質に対する信頼性を高めたい狙いもある。
2021年03月15日 10時00分
新年度に向け、鋼材や生コンなど建設資材の値上がりが目立つ。鋼材は原料の鉄鉱石や石炭の価格が高騰しているためで、形鋼や鉄筋のほか、配管用鋼管や空調用銅管の価格が上昇。生コンは最大市場の札幌で4月以降、1m³当たり2200円の大幅上昇が予定されている。設備向けの配管類やバルブも販売価格が上昇し、ユニットバス、キッチンなど住宅用建材も大手メーカーを中心に値上げになる見込みだ。
2021年03月11日 10時00分
公立はこだて未来大のベンチャー企業、未来シェア(本社・函館)が住民の利便性を向上させるために開発した、バスやタクシーなどを最短、最速で配車できるAI制御の交通便乗サービスSAVS(Smart Access Vehicle Service)が全国で広まり始めている。2013年度に開始した函館市内の実証実験から現在に至るまで、数々の地域で予約に応じて運行する乗り合い型のオンデマンド交通の実用化に成功。現在は、道内の自治体が抱える課題の解消につながるサービスを検討し、さらなる交通の高度化・効率化を図る考えだ。
2021年03月09日 12時00分
ケーワンシステム(本社・札幌)は、幼稚園や老健施設などに設ける屋外ウッドデッキを販売・施工する会社。オリジナル製品のK―1デッキは、本州の商業施設や高層ビルなどで最近使われるようになり、知名度が上がっている。原田慶一社長は「今は責任施工のため北海道と東北、関東が中心だが、将来的には施工指導の仕組みを確立し、全国展開したい」と話している。