北海道ポラコン(本社・札幌)は、労働者の作業負担軽減につながる「アシストスーツ事業」に本格参入する。100%子会社のR―e(同・東京)が、札幌を拠点とするカイロプラクティック会社と共同で体のゆがみを治すカイロスーツを開発し、通院者向けに販売。今後は顧客ごとに体や作業動作を診断しながら個人に合わせたアシストスーツや健康指導、現場コンサルなどを提供し、総合的な健康ソリューション事業に成長させたい考えだ。
北海道生コンクリート工業組合は、道内生コン工場の生産性向上と品質確保に関するアンケート結果をまとめた。天然骨材の供給事情については、約4割が「量的に不足されることが予想される」と回答。砂利や砂の使用割合の高い胆振や十勝、後志といった地域ほど、将来の安定供給に対する危機感が強いことが分かった。供給を担う砂利や砕石の業界では、製品確保に向けた新たな動きが出始めている。
ウォレットジャパン(本社・札幌)の移動式トイレユニット「ウォレットTC」が、公共施設やイベントスペースで広く導入されている。洋式の水洗トイレをコンテナ型にユニット化した仕様で、清潔と快適へのこだわりが特徴。トイレの美観を気にする女性を中心に高く支持されていて、最近は災害時の使用などを視野に自治体も関心を集めるようになってきた。
IT開発などを手掛けるデジタルガレージ(本社・東京)は、昨年11月から取り組んでいる不動産関連のスタートアップ企業育成事業の第1期を終了した。参加企業の成果報告イベントでは、設立初期企業が競うピッチコンテストを開催。オフィス間取り図の自動VR化サービスを手掛けるBULB(バルブ、本社・札幌)が優秀賞を獲得した。家具メーカーとの協業やBtoCへの展開の可能性などが評価された。