北見市は、北見自治区の中富橋など4橋の橋梁長寿命化修繕について、新技術の活用を検討している。中富橋と高栄通跨線橋は、浸透性エポキシ樹脂塗布工法の採用を見込む。青山橋と常呂自治区の東亜橋はコンクリート表面保護工を想定する。長寿命化計画によると、いずれも2023年度以降の着工を想定し、4橋の事業費は総額2億円を試算する。
アイバック(本社・札幌)は、独・ルースマン社製の高所作業車BLUELIFT(ブルーリフト)SA31を導入した。アウトリガー4本がクモの足のように張り出す〝スパイダーリフト〟と呼ばれる機械で、重さ4・7㌧と軽くコンパクトなため、搬入条件が限られる建築内装や橋梁補修などで効果を発揮する。機動力を強みに、さまざまな現場で使ってもらいたい考えだ。
砂子組(本社・奈井江)は、国産建設用3Dプリンターで造形した構造物を道内の建設工事に初めて採用した。建設用3Dプリンターを国内で唯一手掛けるPolyuse(同・東京、ポリウス)の技術で、ゲル状モルタルを独自開発の3Dプリンターで積層することによりコンクリート同様の強度がある構造物を成形できる。将来的には道内公共工事への適用を目指す。