旭川市総務部は、2022年度から試行を始める建築設計、建築設備設計の簡易型総合評価の要領をまとめた。企業の施工能力評価では同種業務実績や市内での本店・営業所所在、1級建築士在籍数などを段階的に評価。22年度当初の工事情報を見ると、簡易型3件と、より簡便な特別簡易型7件の実施を予定している。
札幌市水道局は豊平川水道水源水質保全事業の一環で、分水井の室内配管・弁設備新設を1日にも一般競争公告する見通しだ。対象は機械設備の市内業者で、単体か特定共同体を想定。4月下旬の入札を予定し、工期は1050日をみている。
札幌市は市発注工事のゼロカーボン推進に向け、工事成績採点運用表を改定し、社会性等・地域への貢献の項目にゼロカーボンの取り組みに関する評価項目を追加する。1日以降に完成する工事を対象に成績評定で加点。現場事務所などでの再生可能エネルギー活用や低炭素型コンクリート、建設機械へのCO排出量の少ない燃料使用などを想定している。