夕張市教育委員会は、2021―20年度を計画期間とする学校施設等長寿命計画をまとめた。今後5カ年の実施計画では、石炭博物館で模擬坑道の再開に向けた復旧工事や電気設備に含まれている低濃度PCB処分に伴う機器更新などを見込んでいる。
三笠市は、石炭採掘跡へのCO2固定事業で、ヤフー(本社・東京)が「カーボンニュートラル」をテーマに公募した企業版ふるさと納税の第1弾寄付先に選ばれた。全国から8つの地方公共団体が選ばれ、道内では三笠市のみ。寄付額1億円を活用した実証実験に向け、10月にも調査に着手する見通しだ。
当別町の町有分譲宅地「ゆとりっち稲穂」が完売間近だ。58区画のうち、19日時点で残り4区画。3区画が契約済みで、1区画も近く契約する見通しとなっている。一体型義務教育学校町立とうべつ学園開校やJR札沼線ロイズタウン駅開業などの決定が影響し、2020年度の販売件数は前年度比4倍の8件。まちづくりが実を結び、住宅需要につながっていることがうかがえる。
留萌市の公共施設整備検討会議でアドバイザーを務める北大大学院工学研究院の小篠隆生准教授は、12日の第2回会議で、まちづくりに果たす図書機能の重要性を説いた。街中に回遊性を生み出す図書の活用方法や、図書を通じた新たなコミュニティーなどを紹介し、同市の将来像の一つとして助言した。