空知シーニックバイウェイは13日、水辺の利活用促進などに取り組むかわたび北海道と一緒に、空知川メインルート体験テストツアーを実施した。26人が参加し、Eボート(ゴム製)で空知川を下り、秋の空気と雄大な自然を堪能。今後の体験ツアー実施に向けて可能性を探った。
北海道開発局は、全国に約1200ある「道の駅」を対象に調査し、本道の観光拠点として機能強化する方策の検討に着手した。特に外国人観光客のさらなる誘客・利便性向上に向け、多言語対応やキャッシュレス決済の先進事例を検討。また、サイクルツーリズムやシーニックバイウェイとの連携など広域観光やアクティビティーの拠点としての利用可能性も追求する。
函館市の工藤寿樹市長は、14日の2020年第3回定例市議会一般質問で、今後1カ月以内に観光需要の喚起に向けた施策を新設することを明らかにした。宿泊費の補助などを視野に入れており、予備費や補助事業に関する不用額などを財源として活用する見込み。冬季の客足落ち込みに対応したい考えだ。
この記事は北海道建設新聞2020年9月16日付1面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
紙面のほか、有料の会員向けサービス「e-kensinプラス」の「記事検索コーナー」でもご覧いただけます。詳しくはこちらのページへ。
函館市が西部地区の再整備事業を巡り、不動産の売買、管理などの業務を担う民間実施団体の設立に向けた検討を進めていることが分かった。地域経済活性化支援機構(REVIC)との共同設立を視野に入れており、財源には同機構が展開する基金「地域活性化ファンド」の活用を見込む。収支予測を踏まえた実現可能性や具体的な事業内容などを検討していく。