■新技術導入促進型総合評価始まる 受注面でアドバンテージに
土木技術を巡る環境変化は、技術継承や担い手不足などの問題に直面し、建設現場の生産性向上が急務の課題になっている。
11月18日の「土木の日」を契機に、最先端の土木技術であるNETIS(新技術情報提供システム)にスポットを当て、各社の登録技術を紹介する。
北海道開発局の「公共工事等における新技術活用システム(NETIS)」の18年度利用件数は848件だった。発注工事総数1854件の45.7%に当たる。17年度実績に比べて件数で105件、割合で0.1ポイントのダウン。18年度からは、NETIS登録技術活用に対する加点幅を広げた「新技術導入促進型総合評価」の導入が始まり、新技術採用は受注面でも大きなアドバンテージになっている。
(2019年11月18日掲載「土木の日」特集内 8~11面より)