二日酔いの時、サウナに入ると二日酔いが解消できると考えている人が結構います。でも、本当は危険なことと断言できます。むかし、有名歌手が突然の脳梗塞に倒れました。スタイルを維持するため、毎日サウナに入って、体重を絞っていたのだそうです。前日、お酒を飲んでも、飲まなくても、続けていたそうです。脳梗塞の原因になる糖尿病もすでに発症していたのですが、体重が減れば大丈夫と信じていたそうです。サウナは、脳梗塞発症の引き金を引いたのです。
今、アメリカ合衆国で作られるウイスキー原酒のことをバーボンといっています。でも、本当は、バーボンはアメリカ中西部、ケンタッキー州のバーボン郡で作り始められたウイスキーのことです。材料は大麦だけのスコッチウイスキーと違い、50%以上のトウモロコシを使い、他は、ライ麦、小麦、大麦が加わります。
生まれて初めて海外旅行でハワイに行った時のことです。ハワイといっても観光旅行ではなく、ハワイ島のリゾートホテルで開催された学会で研究発表を行うために行きました。学会は4日間で、そのリゾートホテルに宿泊していました。その間、ずっと時差ぼけに悩まされることになりました。
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあります。これはイギリスのウエールズ地方のことわざで、英語では「Anapple a day keeps the doctor away.」といいます。私は中学の英語の教科書に載っていたのを覚えています。確か「keep away」の言い方の例文として使われていたように記憶しています。でも、リンゴが健康に良い食べ物だということに興味がいってしまい、試験では点数が取れなかったような…。果たして、リンゴは健康に良いのでしょうか。
物事を、心の中、つまり脳の中にとどめておくことを記憶といいます。つまり「覚えている」ことです。記憶は脳内にとどまっている時間によって、感覚記憶、短期記憶、中期記憶、長期記憶と分類されます。感覚記憶は様々な情報が目、耳、味覚、嗅覚などの感覚器官を経て脳に届けられて0・1秒から0・5秒のほんの短い期間とどまる記憶です。感覚器官から入力されたすべての情報は一旦、ほんのわずかな期間ですが、脳内にとどまり、そこから必要な情報だけ残り続け短期記憶となります。それ以外の感覚記憶は消失します。