歯周病は、昔は歯槽膿漏(のうろう)といわれていた病気のことです。歯と歯茎の境目で細菌が増殖して炎症が起こり、歯茎が腫れたり、出血したりして、ひどくなると歯が浮いて痛みを感じ、ついには歯が抜けてしまいます。約400万人の患者がいるといわれ、国民的な生活習慣病の一つと考えられるようになりました。
緊急事態宣言は解除され、飲食は再開となりました。しかし、コロナ禍が完全に収束したわけではなく、ウイルスはどこかに必ず潜んでいます。変わらずの感染対策が求められます。なぜ、コロナ禍の飲食が感染源とされ、実際、クラスターを頻発させたのでしょうか。あらためて、振り返ってみましょう。
コロナ対策で有名な言葉に、「三密」があります。言うまでもなく、密集、密接、密閉の三つを指す言葉です。この三つの状態がそろった所に一定時間過ごすと、コロナ感染が起こりやすくなるという考え方です。実は昨年のコロナ禍の初めに起こったクルーズ船での集団感染や、そのあと各地で発生したクラスターを分析した結果、引き出された結論です。日本が世界に先駆けて提唱し、感染対策を考える上で、非常に重要な観点となりました。
今は自粛中ですが、宴会のスタートはビールで乾杯というのがほとんどでした。ビールが好きでない人も、酎ハイとか炭酸系のカクテルで参加します。ちょっとおしゃれな会ではシャンパンなどスパークリングワインですね。昨今、お家で晩酌が増えた皆さんも、スタートはビールという人が多いと聞きます。つまり、炭酸系の飲み物を選ぶことが、半ば決まりになっています。みんな炭酸が好きなんですね。
後遺症とは、ある病気が起こり、その病気の原因とそれによる症状は治まったあとに、体の働きに支障がある症状が残っていることを指します。病気は必ず体の一部が壊れるような反応が起こっています。いわば、外から見えないけれども傷を負った状態といえます。病気が治るということは、この傷が癒えていくことを意味します。しかし、傷が完全に治らず、傷がいつまでも残る場合があります。さらに傷が治っても、傷跡が残って、何かの拍子にそこが痛んだりすることもあります。後遺症は治りきらない傷や傷跡によっておこる障害といえます。