2023年05月19日 11時00分

上司の指示を受けて嫌々始めた蛍光管リサイクルの研究。個々を分析して性質を調べていると、ラピッドスタート型と呼ばれる瞬時点灯の蛍光管は、内側に酸化スズの導電膜が付いていて、焼き固めると独特のモザイク模様や干渉色が現れることを見いだした。
2023年05月18日 11時00分

照明、テレビ、車、太陽光発電と、さまざまなところで使われるガラス。製品としての役割を終えると、廃棄物として埋め立て処理や砕いて建設資材に再利用される。道立総合研究機構のエネルギー・環境・地質研究所に属する稲野浩行さんは、廃棄される蛍光管ガラスを加熱して独特な模様の装飾タイルを開発したり、太陽光パネルや自動車ガラスの再利用などを研究する〝ごみの錬金術師〟だ。