倶知安町は、まちづくりのルールを定める景観計画の素案を公表した。景観形成上の重点地域となるJR倶知安駅前周辺では、駅前通りなど2地区で全ての建築物新築を町への届け出対象とする方針。開発行為は全地域で3000m²を超える場合に届け出を義務化する。3月14日までパブリックコメントを受け付ける。
防災・減災を確立し、コンパクトシティを実現するため、富良野市は、立地適正化計画策定・検証委員会で理想の街づくりを議論している。2月18日にも、本年度最後の第3回会合を開催し、まちづくり方針や誘導方針を検討する。同計画は2021、22年度の2カ年で策定中。22年度から本格的な協議に入り、居住や都市機能、開発の方向性を決める。
札幌市は、地下鉄中島公園駅周辺地区のまちづくり基本構想を11月をめどに策定する見通しだ。同地区で計画する新MICE施設整備再検討の現状を踏まえ、これまでに示していた構想案をベースに見直す。ただ、公園北口の先導空間整備は基本構想で定めず、まちづくりの方向性を中心に示す考えだ。