士幌町は公共施設等長寿命化計画案をまとめた。計画期間は2022―31年の10年間で、施設整備費の総額は93億円。長寿命化改修で改築費用を削減し、コストの平準化を図る。23年度はしほろ温泉プラザ緑風や特別養護老人ホームほほえみの大規模改造に取り組む。
夕張市は、2030年を構想期間とするコンパクトシティ構想をまとめた。市の中心部と位置付ける清水沢地区に、商業施設や市役所など公共施設を誘導するほか、若菜地区で運動公園の整備、紅葉山地区で道の駅と一体的な集会機能の整備などを推進する。いずれの地区も老朽化施設や利用が少ない施設の集約化を図る。
芽室町は、障害者向けグループホームと基幹相談支援センターの整備を目指している。一体的に整備する場合は、4000m²程度の土地利用を想定。「障がい福祉活躍ゾーン」とし、障害者の自立支援に取り組む。公設民営か民設民営の施設新設に向けて、町内の民間事業者と協議を進めている。