むかわ町は、2031年度を目標年次とする都市計画マスタープランの素案をまとめた。住まいの環境改善や災害に強いまちづくりに向けた基本方針を盛り込んだ。鵡川地区市街地は重点整備地区に設定。空き地活用や道路整備などを通じて、回遊性の高い地域とする考えだ。
倶知安町は、まちづくりのルールを定める景観計画の素案を公表した。景観形成上の重点地域となるJR倶知安駅前周辺では、駅前通りなど2地区で全ての建築物新築を町への届け出対象とする方針。開発行為は全地域で3000m²を超える場合に届け出を義務化する。3月14日までパブリックコメントを受け付ける。
防災・減災を確立し、コンパクトシティを実現するため、富良野市は、立地適正化計画策定・検証委員会で理想の街づくりを議論している。2月18日にも、本年度最後の第3回会合を開催し、まちづくり方針や誘導方針を検討する。同計画は2021、22年度の2カ年で策定中。22年度から本格的な協議に入り、居住や都市機能、開発の方向性を決める。