2018年12月12日 20時00分
道は11日、札幌グランドホテルで民族共生象徴空間開設500日前カウントダウンセレモニーを開いた。象徴空間の愛称を「ウポポイ」とすることや、象徴空間と国立アイヌ民族博物館のロゴマークを発表。参加者220人を前に高橋はるみ知事らが機運醸成を図った。
2018年11月14日 20時00分
イザベラ・バードの道を辿る会(金子正美会長)は10日、「写真でたどるバードの道」と題した記念シンポジウムを平取町二風谷の沙流川歴史館で開いた。140年前に来道した英国人女性旅行家イザベラ・バードの視点を通して、参加者約100人が函館から平取に至るまでの足跡をたどり、バードが旅をした140年前の北海道に思いをはせ、未来に向けた地域創造を考えた。
2018年10月23日 12時00分
アイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」が20日、音更町の十勝エコロジーパーク内で開かれた。十勝川に遡上(そじょう)するサケを捕獲しカムイ(神)に感謝の祈りをささげるもの。昭和30年から60年にかけて開かれていたあきあじ祭の中で行ってきた。ここ30年近く途絶えていたが、十勝川と深く関わっていたアイヌ文化の伝承に向けて復活した。
2018年08月21日 18時00分
春採湖と阿寒湖のほとりにアイヌの伝統的生活空間復活へ―。釧路市のイオル再生事業が2018年度から始まった。初弾として春採湖畔の旧柏木小隣接地に素材育成地の一部を造成したほか、阿寒湖畔には近く遊歩道整備の一環で木道・木階段を整備する。
2018年04月06日 13時00分
白老町のポロト湖畔に開設される民族共生象徴空間の中核施設になる国立アイヌ民族博物館の地鎮祭が5日、建設地の若草町2丁目でアイヌの伝統・風習にのっとった形で開かれ、関係者ら約120人が工事の安全と円滑な施工を祈念した。工期は2019年11月29日まで。20年4月24日の一般公開を目指し、来週にも杭打ち工事が始まる。