2022年11月07日 08時00分
ニセコの開発がコロナ禍でも勢いづいている。中核を成す倶知安町ひらふ地区では、東急不動産(本社・東京)が来春から宿泊施設やスキー場のリニューアルといった大規模な設備投資に乗り出す。外国人の入国規制緩和でインバウンド回復に期待がかかる中、リゾート形成をけん引してきた同社は、ニセコの将来図をどう描くのか。ウェルネス事業で指揮を執る田中辰明取締役常務執行役員に聞いた。
2022年11月03日 08時00分
バルト3国の一つ、エストニアで活動する建築家の林知充氏(51)が10月下旬、札幌市立大の招きで来道した。林氏は首都タリンで設計事務所を共同主宰しながら、タリン応用科学大教授として教壇に立つ。公共・民間を問わず著名施設を数多く設計し、受賞も多数。これまでの歩みや現地事情を聞いた。
2022年10月27日 12時00分
コロナ禍で落ち込んだ航空需要は、観光客が徐々に回復する一方、ビジネス客の戻りが鈍い。道内7空港を運営する北海道エアポート(本社・千歳、HAP)の蒲生猛社長(66)に需要回復の方策や脱炭素の取り組み、今後の設備投資への考えを聞いた。
2022年10月20日 09時00分
中札内村のフェーリエンドルフ内にオープンした温泉施設「十勝エアポートスパ そら」が、7月の開業からわずか約1カ月で1万人を突破するなど好調だ。運営を担う地方創生ベンチャー・そら(本社・帯広)が、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、とかち帯広空港に近い場所で新築。「さまざまな事業をつくれば、必要に応じた人材が十勝に集まる」と説く米田健史社長に十勝経済活性化に向けたヒントを聞いた。
2022年09月27日 08時00分
「宇宙産業には無限の可能性がある。役場で働いてみて、先人たちの取り組みが今に至ると実感する」と話すのは、大樹町役場企画商工課航空宇宙推進室の吉田たすくさん。8月に日本旅行(本社・東京)から派遣され、町の観光戦略を担っている。中国の上海、北京支店での勤務を経て赴任。「ないものねだりをしても前に進まない。今できることを着実に推進し、観光客の町内滞在時間を長くしたい」と未来図を描く。