2022年03月18日 08時00分
北海道洋上風力開発合同会社(東京都千代田区霞が関3丁目2の5、相沢由美職務執行者)は、仮称・島牧村沖洋上風力発電を計画している。最大出力は58万5000kWで、設計者と施工業者は未定。16日に計画段階環境配慮書の縦覧を開始した。島牧沖で配慮書の手続きに入るのは初めて。
2022年03月13日 10時00分
9日に東京都内で開かれた日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)主催のシンポジウムで、重点プロジェクトに選ばれた津軽海峡トンネルの報告があった。同トンネルは津軽海峡に新設する海底トンネルで道南圏と青森県を結ぶ。整備効果の一つに、新たに北本連系線をトンネルに敷設することで北海道が内包する再生可能エネルギーのポテンシャルを生かせることを挙げた。
2022年03月11日 18時00分
苫小牧市は再生可能エネルギー基本戦略案をまとめた。太陽光や風力など再エネを着実に導入し、CCUSの活用を継続しながら2050年のゼロカーボンを目指す。再エネ導入に当たっては、地元企業による設備の建設・維持管理など地場産業の振興も図る計画だ。
2022年03月10日 12時00分
北海道は陸上風力発電の導入ポテンシャルが全国で55%を占める。脱炭素の実現には洋上風力だけでなく、陸上風力の道内拡大が欠かせない。特定非営利活動法人北海道グリーンファンド(本部・札幌)は2030年までに、道内中心に累計30万kWの陸上風力を置く考えだ。市民出資による陸上風力を手掛けてきた鈴木亨理事長(64)に、技術開発などを踏まえて一層の普及が期待される再生可能エネルギーの動向を聞いた。
2022年03月03日 10時00分
荏原実業(本社・東京)とグループ企業の荏原実業パワー(同・千葉)は、2021年11月から留萌市内の建設現場で太陽光発電と蓄電池による二酸化炭素排出削減の実証実験に取り組んでいる。道内初の試み。蓄電池の設置により、自然エネルギー由来特有の気象に左右される課題を低減し、安定した電力供給を実現させる。風雪の厳しい環境下でも機能することを確認し、建設業の脱炭素化を推進する役割に期待が掛かる。