2023年06月25日 08時00分
クレアル工業(本社・札幌)は、太陽光発電と蓄電池、ろ過機をセットにした災害対応ハウスを開発した。商品名はQ―sai(キューサイ)で、移動可能なSDGsハウスとして訴求する。病院や老健施設、自治体避難所などのバックアップ拠点として使ってもらいたい考えだ。
2023年06月18日 16時00分
洋上風力発電の導入促進に向けた道内有望区域のうち、岩宇・南後志地区沖、島牧沖、檜山沖の3区域でエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)による海底地盤調査が始まった。地形調査やボーリングをし、民間事業者による設計の基礎資料にしてもらう。今後、各区域では漁業への影響などについて話し合う協議会も設置。最終段階となる促進区域の指定へ準備が進む。
2023年06月15日 08時00分
小樽市の迫俊哉市長は13日の臨時記者会見で、双日(本社・東京)が計画する仮称・北海道小樽余市風力発電所の環境影響評価準備書に対し、事業計画を是認できないとの意見を表明した。法的拘束力はないが、事業者は計画の見直しを迫られる可能性がある。
2023年06月11日 08時00分
北海道ガス(本社・札幌)と南富良野町は5日、カーボンオフセットができるカプセルトイを道の駅南ふらのに設置した。町有林による二酸化炭素(CO₂)削減の証明書が購入できるもので、観光客らに車移動で排出したCO₂を相殺してもらう。売り上げは全て町の環境保全に活用する。ガチャガチャで脱炭素化を図る。
2023年06月09日 08時00分
海洋資源で脱炭素化の促進を―。えりも町と北海道開発局は6日、えりも沿岸域を対象にしたブルーカーボンによるCO₂吸収量推計検討会の第1回会合を町役場庁舎で開いた。コンブによる吸収量の調査方法を共有したほか、ドローンを使った藻場調査を実演した。年内にも吸収量を取りまとめた上で実用化を目指す。