記録的な猛暑となったことしの7、8月。道東の市町村では、公立学校のエアコン設置に向けた動きが表面化している。全校への設置を見据え、国や道の補助金が使えないか模索。夏でも涼しくエアコンの必要性がなかった釧路地方は、公共施設の設置状況調査に着手する。一方、設置には消費電力の増加による変電設備の更新が必要で導入コストの増加や工事期間の調整などが課題となる。
オホーツク管内土木3官庁(網走開建、網走建管、オホーツク総合局調整課)の2023年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は308億2404万円で、前年度同期と比べ0.8%、2億4961万円増加した。管内業者のみ受注額を伸ばし、シェアは91.2%と2年ぶりに9割台を回復。西村組が6年連続で第1四半期のトップに立った。
オホーツク総合局産業振興部は、水利施設等保全高度化・畑地帯総合整備中山間地域型常呂第2福山地区の2025年度新規採択を目指している。区画整理281haや排水路723mを整備する考えで、総事業費は15億円を試算。33年度の完了を目指している。
北見市は、仮称・小泉東9・10間道路の新設を計画している。早ければ2024年度に実施設計を発注し、25―29年度での施工を目指す。事業費は8億2000万円程度を見ている。
オホーツク総合局産業振興部は、水利施設等保全高度化・畑地帯総合整備中山間地域型東藻琴北地区の2025年度新規採択を目指している。区画整理290haや排水路4980mの整備をする考えで、総事業費は20億円を試算。33年度の完了を目指している。