紋別市は2023年度、紋別リサイクルセンター新設に着工する考えだ。建築面積1500m²の規模で計画。市内上渚滑町下渚滑の現センター隣接地を建設予定地とする。発注時期は検討中だが、設計施工一括方式を採用する見込み。工事は3カ年程度かけて進め、26年度の供用開始を目指す。
紋別地区消防組合消防署滝上支署は、老朽化が進む同支署庁舎の移転建て替えに2024年度にも着工する計画だ。新庁舎は2階一部3階、延べ1500m²程度の規模を想定。事業費は16億4000万円を試算し、財源には国の緊急防災・減災事業債などの活用を検討している。23年度に基本計画策定、実施設計を完了させ、24年度から2カ年で施工、25年度の完成を目指す。
網走市は、社会資本整備総合交付金を活用する2023年度下水道整備の2次要望に8件、3億9000万円を積み上げた。反応タンク設備更新の着工に2億3200万円、2年目の呼人幹線管渠布設に6000万円を求めた。国の補正に伴う前倒しは呼人幹線管渠布設のみとなる。
この記事は北海道建設新聞2022年12月27日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
網走市は、2023、24年度の2カ年で網走浄化センターの反応タンク設備更新を計画している。攪拌(かくはん)機など、タンク内にある機器の老朽化対策として工事費4億円を試算。機器製作に取り掛かる初年度の工事費には2億3200万円を見積もり、社会資本整備総合交付金に2次要望した。