網走市は2024年度予算案の下水道施設整備で、4億円程度の建設改良費を見込んでいる。継続の網走浄化センター反応タンク設備更新に重点的に配分する考え。南部幹線管渠改築や呼人幹線管渠布設の整備促進を図る。新規に雨水管渠台帳整備を挙げた。
清里町は認定こども園新築の基本設計を早ければ3月に公募型プロポーザル公告する考えだ。規模は流動的だが、平屋を基本とし一部2階を設け、延べ1900m²弱とする。基本設計費を2024年度予算案に盛り込み、3月8日開催予定の定例町議会で可決され次第、速やかに公告する。
紋別市は、新庁舎建設を最短で2025年2月ごろに一般競争公告する見通しだ。総合評価を採用するかなどの詳細は検討中。建設費は基本設計段階で50億円程度をみていたが、人件費や資材価格高騰の余波を受け、66億円程度へ上昇する見通しだ。
道東3労基署管内の2023年建設業労災発生状況(速報値)がまとまった。被災者は3管内で158人に上り、前年速報値に比べ6人減った。死亡災は釧路がゼロを達成した一方、帯広と北見で発生。被災者数は北見と釧路で減少したが、帯広で増加した。各労基署はさらなる事故防止に向け、基本的な安全対策の徹底や作業計画の順守を呼び掛けている。
オホーツク管内市町村の庁舎耐震化や建て替え状況が本紙調べでまとまった。旧耐震基準で耐震改修や建て替えといった動きが決まっていないのは置戸、興部の2町。一方、紋別市と佐呂間町、湧別町が新庁舎建設に向けて検討を進めている。直近5年で建て替えを完了したのが4市町、整備中が2市町と、新庁舎建設の動きが加速している。(記事の全文は北海道建設新聞2024年2月2日付9面に掲載)