清里町は、既存保育所と幼稚園の一体化による認定こども園新築の基本設計費を2024年度当初予算案に盛り込む考えだ。建設候補地に2カ所を挙げている。年内に基本構想を策定し、規模や建設地などを固める。
網走市は2024年度の国費を活用する上水道整備に4件、事業費6億5450万円を予定している。中園地区の導水管布設1900mなど工事2件、委託1件、材料費1件を生活基盤施設耐震化等補助に概算要求した。本要望は資材高騰を踏まえて変更する場合がある。単独費を加えて8億円程度を想定している。
網走地区消防組合(管理者・水谷洋一網走市長)は、消防本部庁舎建て替えで2025年度に基本・実施設計、26、27年度に工事を進める方針だ。建設地は網走市の中央公園とし、23年度内の基本構想策定を目指し補正予算を11月13日の組合議会に上程。24年度に都市計画の変更手続きを進める。事業費は概算で20億円を超える。
網走市は、10日に網走建設会館で開いた第2回都市機能誘導構想検討協議会で、都市機能誘導区域ゾーニング案を公表した。網走川河口域に広がる市街地を、右岸は観光交流ゾーンと行政ゾーン、左岸は教育文化・交流ゾーンと保健福祉ゾーンに分類。移転する市役所の跡地に国の合同庁舎、道横断道の出入り口付近と想定する市民会館周辺に観光交通ターミナルの立地を提言する。
北見市は2024年度発注工事から、時間外労働の上限規制が始まるのを見据え、道内主要市で他に先駆けて完全週休2日制を導入する方針を決めた。国や道の方針に合わせて災害復旧など緊急性の高い工事を除き、一般競争や指名競争、随契など入札・契約方法を問わず適用する。