札幌市は、冬季オリンピック・パラリンピック招致に向け、競技運営スペース確保のため大倉山と宮の森両スキージャンプ競技場の整備検討に着手した。大倉山にジャンプ台を新設する機能集約か、各競技場の整備か、2つの方向性を比較。費用や国際大会開催時の運営効率化の効果などを踏まえ、具体策を探る。
釧路市と釧路公立大地域経済研究センターは、2018年度に市内で実施されたスポーツ合宿の経済波及効果をおよそ1億8000万円と公表した。参加者にアンケートを実施し(回収数326件、回収率22.6%)、釧路市産業連関表を活用して計算した。
北見市は、2019年度からカーリングホール建設に着手する。国の地方創生拠点整備交付金18年度補正分として5億9576万4000円の採択を受けた。規模はS造、平屋、延べ1750m²の予定で、19年度初めに設計を発注し、同年度内に着工する見通し。2カ年で工事を進め、20年10月の供用開始を目指している。総事業費は約13億円で、本体の建設費は10億2300万円と想定している。
北海道経済産業局は、市場規模の拡大が見込まれるスポーツ関連産業をターゲットとした「北海道スポーツ関連産業創出プラン」をまとめた。スポーツと周辺産業の融合により、地域の稼ぐ力を向上させるのが狙い。推進役となるプラットフォームを3月に立ち上げる。