北広島市は、2016年12月の誘致表明時から「いい意味でスタンスが変わらない」と球団側から一貫した姿勢を評価されている。札幌市は候補地2カ所のうち球団側が興味を持った北大案に難色を示した一方、北広島市は最初から1カ所に絞り込み、安定して協議を重ねてきた。
プロ野球・北海道日本ハムファイターズは、新球場を中核とするボールパーク(BP)構想の建設候補地を、札幌市南区の道立真駒内公園と北広島市きたひろしま総合運動公園(整備予定地)の2カ所に絞り込んだ。方向性を出すのは来年3月。候補地選びは最終段階に入り、球団と両市の協議は大詰めを迎える。
訓子府町は、スポーツセンター建て替え工事の本指名を主体設備一括で、26日に予定している指名委員会後、速やかに行う。入札は現段階で2018年1月30日を見込んでいる。既に入札に参加する共同体の受け付けを終えており、建築A等級の北見市内業者を中心とした2―4社構成の5共同体から申請があった。着工は18年2月下旬の予定で、19年3月の完成、同年4月の供用開始を目指している。
えりも町は来年2月中旬にも、既存公共施設の機能を集約させる複合施設建設の基本設計業者を指名型プロポーザルで選定し、同3月末に契約する。本年度6月補正で確保した基本設計費3500万円は、全額を繰り越し明許設定。2018年度中に基本設計をまとめる。施設規模は平屋、延べ4000m²程度を想定しており、総事業費は20億円を超えると試算。19年度は実施設計へ移行して20年度に着工、22年度の完成というスケジュールを目指している。