札幌市の秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が22日、東京都内で会談し、2026年オリンピック冬季競技大会の立候補プロセス「対話ステージ」参加を確認した。今後はオールジャパン体制を構築しながら、IOCの専門家との対話を通じた計画精査、招致の実現性を見極める。札幌市は日本の代表として2度目の招致実現に大きな一歩を踏み出すことになる。
秋元克広札幌市長は14日の定例記者会見で、2026年冬季五輪・パラリンピック招致のスピードスケート競技会場について、帯広市の明治北海道十勝オーバルを最優先に、招致手続きの中で協議を進めていく考えを示した。
札幌市は9日、日本オリンピック委員会(JOC)に対し、2026年冬季五輪・パラリンピックの立候補プロセスに参加する意向を文書で提出した。JOCは同日を国内都市の意向確認期限としていて、10日に開く常務理事会、15日の理事会に報告する方針で、今後はJOC側の意思決定が注目される。
北見工大が、カーリング場の建設を検討していることが明らかになった。現在、国や道からの補助金など資金調達方法を検討しており、見通しが立てば、学内組織としてカーリング場建設検討のワーキンググループを立ち上げ、北見市も含めて本格的な計画について検討を進めていく方針だ。