2019年08月02日 18時00分
札幌市内の北海道新幹線トンネル工事で発生する「要対策土」の受け入れ先確保が難航している。整備主体の鉄道建設・施設整備支援機構と地元の札幌市は7月末、市内の2候補地で地域住民に調査着手を打診したが、不安や反対が噴出。調査着手の保留を判断した。機構はあらためて説明機会を設け理解を求める方針だ。
2019年07月20日 12時00分
小樽建管発注の泊共和線交付金茅沼2号トンネルを施工する、伊藤組土建・草別組・協成建設工業共同体は12日、共和町宮丘の同トンネル坑口で安全祈願祭を開いた。工事関係者や地元首長ら66人が、無事故無災害達成を祈った。
2019年06月27日 18時00分
依田淳一北海道新幹線建設局長が26日、札幌市内で新函館北斗―札幌間の建設状況について説明し、総量の51%にとどまっているトンネル発生土の受け入れ先確保を課題に上げた。一部で掘削工事が受け入れ先確保待ちの状況にあると指摘。関係者に受け入れ地の確保や情報提供で協力を要請した。
2019年04月11日 12時00分
帯広開建は2019年度、広尾町内の236号野塚峠で頻発する土砂流出や雪崩の対策に着手する。豊似川に沿う川見地区の現道2・9㌔区間にトンネルなどで別線を確保し、やや離れた西側にある野塚トンネル坑口部に0・2㌔のシェルターまたは覆道を設ける方針。19年度の事業費には5000万円を計上し、工法検討に向けて早期に調査に入り設計も進めたい考えだ。20年度から詳細設計へ移行し、最短で21年度着工を見込む。類似工事からの試算で、事業費は100億円台に上るとみている。
2019年03月27日 15時00分
北海道新幹線の羊蹄トンネルの比羅夫工区ほかを施工する奥村組・日本国土開発・札建工業・山田組共同体は25日、倶知安町高砂189の坑口付近で安全祈願とシールド機の発進セレモニーを開いた。発注者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局や工事関係者ら100人が参加して無事故無災害を願った。