星野リゾート(長野県軽井沢町長倉2148、星野佳路社長)は、白老町に道内初となる同社の温泉旅館ブランド「界」の新築を計画している。現在は設計中で、客室規模は40―50室を想定。日帰り入浴施設を併設する。施工業者は未定。2019年春に着工し、20年春に開業する見通しだ。
2020年の客室数10万室を目指し、全国各地で出店を加速するアパホテル。3大都市にとどまらず、道内でも札幌以外で5月に函館に初進出するなど、ブランディングの強化を推進している。アパグループの元谷一志社長は訪日外国人の増加に伴い、中国をはじめとする海外チェーンホテルとの競合を危惧。直営とフランチャイズ契約を軸にさらなる展開を図っている。
マンションやホテル事業などを展開するアパグループ(本社・東京)は、旭川や釧路など道内未進出の4市で、ホテルの出店を模索している。フランチャイズ契約を中心にチェーン化を進め、「アパホテル」のブランド力を高める考え。2020年3月をめどに国内客室数10万室を目標に掲げ、東京など3大都市にとどまらず本道でもホテル網を拡大する方針だ。