オール北海道ボールパーク連携協議会は9日、北広島市芸術文化ホールで1回目の協議会を開いた。北海道の新たなシンボルを目指すボールパーク(BP)を通じて広域連携し、まちづくりの課題解決や活性化を図る。9月から5つの分科会で具体的な協議に入り、2回目の協議会は2020年2月の開催を予定する。
JR北海道は12日、日本ハムファイターズのボールパーク(BP)開設に合わせて北広島駅を改修すると発表した。混雑緩和策として札幌方面に向かうホームの88m延伸などを実施。費用は約9億円でJRが全額負担する。供用開始は2023年2月を予定。北広島市などと協議している新駅建設については、関係機関に案を提示するために候補地の調査を始めるとした。
北広島市は、札幌市など近隣12市町村と、北海道日本ハムファイターズ新球場・ボールパーク(BP)実現や地域の活性化を協議する官民連携組織「オール北海道ボールパーク連携協議会」を7月にも立ち上げる。BP整備を担う北海道ボールパーク(本社・札幌、HBP)や民間事業者を交え、交通、にぎわいづくり、スポーツ振興など3つの視点で連携を深め、地域の発展や成長実現を目指す。