2018年08月16日 13時00分
【ウランバートル=AML】石炭暖房による冬の大気汚染に悩むモンゴルの首都ウランバートル市で、来年5月から石炭の使用が規制される。同市は中心部にマンションなどの高層ビルが立ち、その周辺をフェルトで覆った移動式住居(ゲル)、れんがや粘土で覆われた木造、ブロック積みの一軒家が密集するゲル集落が広がっている。大気汚染は主にゲル集落の石炭ストーブからもたらされ、市はゲル集落の拡大を抑え、政府は煙を抑える改良炭の生産で民間投資を促す対策に乗り出している。マンション建設やインフラ整備も推し進め、首都改造に取り組む考えだ。
2017年10月18日 09時00分
会沢高圧コンクリート(本社・苫小牧)グループのアイザワモンゴルは、モンゴル国内でプレキャストコンクリート事業を始める計画だ。厳冬期でも生コンを供給できる高い技術力が評価され、国内有数の鉱山会社「モンゴル・アルト・コーポレーション(MAK)」が手掛けるプレキャスト工場を運営・管理面から協力。合弁企業の設立に向けても動きだしている。