海外資本による森林取得が全道に広がっている。道は2019年12月末までに2946haの取得を確認。このうち後志管内が54.7%を占め、国際的にリゾート地として有名なニセコ地域を中心に取得が進んできた。しかし、近年は洞爺湖町や富良野市エリアでの取得が相次ぎ、ニセコ地域にとどまらず、全道域に展開し始めている。
岩内町は、2019年6月から20年1月まで実施した、円山リゾートエリア再生可能エネルギー転換促進調査の結果をまとめた。前回の調査を踏まえ、地熱利用に向けた詳細な資源調査を実施。円山地区[MAP↗]東・北側の一定の開発ポテンシャルを見いだし、活用法として温泉熱と排湯利用、浴用利用と排湯利用の組み合わせを提案した。
不動産業のブライト・スタイル・リミテッド(香港特別行政区クイーンズロードイースト43―59、ドミニオンセンター、ルームス604―7)は18日、倶知安町花園のリゾート地区にある山林約2haを取得した。北海道財務局の国有地売却一般競争入札により約4億5214万7416円で落札し、13日に契約。リゾート開発の地価高騰を背景に、最低売却価格(1600万円)の28倍と大きく上回った。