旭川市は、2024年度社会資本整備総合交付金の公園整備事業で5億3000万円を国に要望している。前年度に比べて24.7%の増額。東光スポーツ公園中央広場では親水施設や園路の整備をするほか、長寿命化で常磐公園の複合遊具更新も予定する。
上川総合局産業振興部が東神楽町で進める中山間忠栄地区について、初弾工を発注する2024年度は区画整理のうち整地と暗渠15haなどを要望していることが分かった。事業期間は30年度までを予定し、総事業費は31億6700万円を試算している。
上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は前年度同期比2.7%減の473億7419万1000円。首位は新谷建設が獲得した。
旭川市水道局は、下水汚泥の有効活用に向けた調査・検討を進めている。国土交通省の支援事業を活用し、汚泥内のリン酸含有量などを調べ堆肥に適しているかを調査し、周辺地域の農業者の堆肥需要も把握したい考え。2024年度以降も調査・検討を進める方針だが、初期投資・製造コストや需要の変動といったハードルも多い。
北海道建設新聞の2023年10月27日付1面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。