旭川建管は2023年度、旭川市と幌加内町の境界がある旭川幌加内線江丹別峠の道路改良に2工区と3工区合わせて9億5000万円を要望している。2工区640mと、3工区100mにわたって、路盤や舗装、擁壁を施工したい考えだ。
上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2022年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。149者が、496億990万8000円を受注。前年度同期に比べ業者数は14者少なく、総額も10.3%減少した。荒井建設が上半期(4―9月)から首位を維持した。
旭川市は、誰もが支障なく避難できる地域歩行空間等整備事業で、2022年度末までに全体の36%に当たる1430mの整備を終わらせる。23年度は新規の東光4条6丁目1号線を含む4路線560mの整備に1億7200万円を要望。24、25年度には15路線の整備を残すほか、新たな改良路線の選定も進める考えだ。
上川総合局調整課が名寄市で進める畑地帯ちえぶん地区について、2023年度は暗渠や整地を含む区画整理11haなどを要望している。23年度以降の残事業費は9億4610万円となる。
旭川市は、市営住宅第2豊岡団地の建て替えで3号棟建設に向けた実施設計に2023年度着手する。RC造、7階、延べ3451m²、41戸の規模を構想し、24―25年度の2カ年で新築する。23年度は建設用地確保のため既存1、2号棟の解体にも着工する考えだ。