ニセコ町は宮田地区で配水管など水道施設整備を計画している。2023年度は老朽管2873mの更新を予定。6月着工、11月完成を目指す。付帯も合わせた工事費は1億7000万円を見込む。
上ノ国町は、桂岡浄水場の水源移設を検討している。水管橋の老朽化などが理由。コストの観点から移設せず設備を更新することも視野に入れる。早ければ2023年度に方針を固める。
北見市上下水道局は漏水解消に向け、北見自治区の高栄西町地区870m区間や、とん田東町地区660m区間など7地区計2.8kmを対象に老朽配水管更新を計画している。各地区とも生活道路を中心とし、経年劣化が進む塩ビ管を配水用ポリエチレン管へ布設替えする。2023年度にも着工する見込みだ。
浜中町は、3号配水池耐震補強の総工事費に5億7000万円程度を試算している。配水池本体の耐震補強や配水ポンプなどの機械設備更新を計画。2023、24年度の2カ年債務負担行為を設定して施工する見込みだ。23年度の6月定例町議会に諮り、承認され次第、着工するとみられる。
倶知安町はリゾート開発が相次ぐ山田地区の水道施設整備で、2023年度事業費に要求ベースで11億7360万円を積み上げている。重要給水施設配水管新設は初弾の延長1700mに着工する予定。工事費に6億8440万円を見込む。2カ年工事の新比羅夫浄水場新築にも着工する。