美深町は、現在設計に取り組んでいる浄水管理センターの返送汚泥ポンプの更新事業に、2億4800万円を試算している。2024年度から毎年1基の更新に取り組む計画だ。
旭川市水道局は、2024年度下水道事業の国費概算要望に21億9840万円を求めている。前年度に比べて15.5%の増加で、大型工事では下水処理センター汚泥焼却施設の撤去などが押し上げた。同センター自家発電施設改築に新規着工するほか、下水道では新旭川B地区の管更新に取り組む。委託では下水処理センター施設の耐震化設計を要望している。
中標津町は、2024年度の社会資本整備総合交付金を用いた下水道整備1次要望で3億9500万円を挙げた。下水終末処理場にある最初沈殿池の機械、電機設備の更新を計画する。
旭川市水道局は、下水処理センターボイラ設備改築の実施設計に着手した。汚泥の消化処理に用いている加温用ボイラ2基を更新するもので、2025年度から4カ年の施工を予定。工事費は1基当たり約2億円を見込んでいる。