2022年11月25日 08時00分
道内不動産バブルの終わりが近づいている可能性がある。北洋銀行と北海道銀行の2023年3月期中間決算を分析したところ、2行とも「不動産・物品賃貸業」向けの融資残高が9月末時点で1年前より減っていた。両行の残高を合算すると1兆82億円で、減少幅は約300億円。微減の範囲とも言えるが、低下は過去10年で初めてだ。
2022年11月14日 12時00分
一般社団法人不動産テック協会(東京)は、不動産事業者とテック企業の橋渡し役を手掛けるほか、不動産オープンIDの開発で業界のDX化を促進している。物流など周辺業界ではIDを活用した新しいサービスも始まっている。巻口成徳代表理事(リーウェイズ社長)に今後の展望を聞いた。
2022年10月21日 08時00分
道内で不動産証券化が浸透しつつある。2030年度の北海道新幹線札幌延伸やインバウンド効果によるホテル、オフィス需要の高まりを受けてここ10年で増加。23年春には道内物件に特化した不動産投資信託(REIT)「北海道リート」が運用開始することから、さらなる活性化が見込まれる。札幌をはじめとする老朽化ビルの建て替え需要などを契機に投資家が北海道に目を向け始めている。
2022年09月13日 08時00分
三井不動産リアルティ札幌(本社・札幌)は、個人・法人向けの不動産仲介や駐車場の運営、管理などを札幌中心に手掛ける。4月に就任した梅光伸行社長は、JR札幌駅周辺の相次ぐ再開発で不動産流通はさらに活発化すると予測。今後どのようにマーケット需要を取り込むのか事業展開を聞いた。
2022年09月01日 08時00分
2020年の国勢調査で、釧根管内で唯一、人口が増加した鶴居村。23日に村総合センターで開かれた景観セミナーで、まちづくり計画設計(本社・札幌)の松村博文取締役総括技師は、さらなる魅力向上につなげるために、空き家の有効活用をはじめ、若年層向けの住まいの確保が必要と提案した。